ふくば会計 操作ガイド

NPO法人のための会計ソフト ふくば会計 の使い方を、画面の順に説明します。はじめての方は第1章から、困ったときは「問い合わせの早見表」と第12章からご覧ください。

2026年10月21日 版・合同会社Robse / 画面の例はすべて架空の法人「デモ法人(架空)」と、架空の数字です。

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QUICK REFERENCE問い合わせの早見表

よくあるお問い合わせと、答え・説明のある場所の一覧です。お問い合わせを受けた方も、まずここから探してください。

お問い合わせ答え(要点)説明
お試しで入れたデータは、申し込んだあとも使えるか使えます。お試し期間に入れた仕訳や決算書は、そのまま引き継がれます。2-1
ほしい機能がある・使い方を聞きたい左のメニューの「お問い合わせ・要望」から送れます。役割を問わず使えます。11-1
料金はいくら・どう払うか60日のお試しのあと、ライト月980円から(税抜)。お支払いは銀行振込(請求書)です。11-2
仕訳を入れようとすると「料金とお支払い」に移るお試しか支払い済みの期間が終わっています。見る・書き出すことはでき、データは消えません。お申込みで、また入力できます。11-3
登録したのに、ほかの画面に進めない多要素認証の設定が必須です。設定が終わるまでは、設定の画面にしか進めません。2-3
「確認コード」が分からないスマホの認証アプリ(Microsoft Authenticator など)に出る6桁の数字です。30秒ごとに変わります。2-4
確認コードを入れても通らない①スマホの時計が合っているか ②コードが切り替わる直前でないか ③別の登録(古い登録)を見ていないか、を確かめます。2-4
スマホをなくした・機種を変えた確認コードの代わりに「回復コード」でログインできます。回復コードもない場合は、Robse に連絡してください。2-5
パスワードを忘れたログイン画面の「パスワードを忘れたとき」から。登録したメールアドレスに、決め直すためのリンクが届きます。2-6
勝手にログアウトされた60分操作しないと、安全のため自動でログアウトします。入れ直してください。2-7
「登録する」が押せない(薄いまま)借方と貸方の合計が合っていないか、「事業費/管理費」などの必要な欄が空いています。合計の右の知らせを見てください。5-1
赤く光っている欄があるその科目では、その欄の指定が必要です(費用なら「事業費/管理費」)。選ぶと赤が消えます。5-1
仕訳を間違えた。消したい・直したい登録した仕訳は消せません。「取り消す」で反対の仕訳を作り、正しい仕訳を入れ直します(履歴が残る作りです)。第6章
前の年度からの残高を入れたい仕訳の入力で「期首残高として登録する」に印を付けて、前の年度の貸借対照表の残高を入れます。5-6
使いたい科目がない「科目と区分」で、見出しの科目の下に足せます(例:事業収益の下に「A事業収益」)。4-1
事業ごとの内訳を出したい「科目と区分」で事業を足し、事業費の仕訳に事業を付けると、注記の「事業費の内訳」が自動で出ます。4-2・第9章
活動計算書に「その他の事業」の列が出ない法人を登録したときに「その他の事業がある」に印を付けた法人だけに出ます。3-1・第8章
決算書を PDF にしたい決算書の画面の右上の「印刷・PDF」から、プリンターの選択で「PDF に保存」を選びます。8-3
注記の項目が出てこない中身のない項目は注記に出しません。画面の下の「該当があれば追加する項目」から書きます。第9章
年度が変わった・前の年度の残高を引き継ぎたい「会計期間」の画面で 翌年度を作る を押すと、前の年度の期末の残高が自動で期首残高になります。8-4
「この日付を含む会計期間がありません」と出る日付が、作ってある会計期間の外です。翌年度の日付なら、管理者が「会計期間」の画面で 翌年度を作る を押してください。8-4
理事や税理士さんにも見てほしい「見るだけ」の役割で見てもらえます。利用者を招待する画面は準備中です(いまは Robse が設定します。「お問い合わせ」からご依頼ください)。1-3・1-6
ほかの法人のデータが見えないか心配法人ごとにデータを分け、アプリとデータベースの二重の仕組みで、ほかの法人のデータは見えも書けもしません。1-1

CHAPTER 1第1章 はじめに

ふくば会計 は、NPO法人会計基準(2010年7月20日、2017年12月12日最終改正 NPO法人会計基準協議会)に沿った、クラウドの会計ソフトです。インターネットにつながったパソコン・スマホのブラウザで使います。

1-1 できること

1-2 このガイドで使う言葉

言葉意味
仕訳(しわけ)お金の動き(取引)を「借方」と「貸方」の2つの側に分けて記録すること。1回の取引が1件の仕訳です。
借方・貸方仕訳の左側(借方)と右側(貸方)。借方の合計と貸方の合計は、必ず同じ金額になります。
科目何のお金かを表す名前(現金預金・受取会費・給料手当 など)。NPO法人会計基準の科目が最初から入っています。
見出しの科目科目をまとめる見出し(例:「受取会費」の下に「正会員受取会費」「賛助会員受取会費」)。見出しの科目には仕訳できません。
事業費・管理費費用の分け方。事業(活動)に直接かかった費用が事業費、法人の運営にかかった費用が管理費です(4-3)。
事業の区分「特定非営利活動に係る事業」「その他の事業」と、その下に足した事業(例:こども食堂事業)。
会計期間1年間の区切り(例:2026年4月1日〜2027年3月31日)。決算書は会計期間ごとに作ります。
期首残高会計期間の初日の時点の残高。前の年度の貸借対照表の残高を引き継いだものです。
取消の仕訳登録した仕訳の、借方と貸方を入れ替えた仕訳。間違いを打ち消すときに使います。
多要素認証パスワードに加えて、スマホの認証アプリの6桁の確認コードでも本人かどうかを確かめる仕組み。全員必須です。

1-3 役割(できること)

利用者は、法人ごとに次の3つのどれかの役割を持ちます。

できること管理者経理の担当見るだけ
帳簿・決算書・注記を見る、印刷する○○○
仕訳を入力する・取り消す○○—
科目・事業を足す○○—
注記を書く○○—

法人を登録した人は、その法人の「管理者」になります。「見るだけ」の役割の人が入力の画面を開くと、「この操作は、管理者か経理の担当だけができます。」と出ます。

1-4 使う道具

1-5 全体の流れ

順番すること使う画面説明
1新規登録し、多要素認証を設定する新規登録 → 多要素認証の設定第2章
2法人を登録する法人の一覧 → 法人を登録3-1
3必要な科目・事業を足す科目と区分第4章
4期首残高を入れる仕訳の入力(期首残高)5-6
5日々の取引を入力する仕訳の入力第5章
6帳簿で確かめる仕訳帳・総勘定元帳・試算表第6章・第7章
7決算書と注記を仕上げる活動計算書・貸借対照表・財務諸表の注記第8章・第9章

1-6 いまはまだできないこと

次の機能は準備中です。お問い合わせには「準備中」とお答えください。

  • 利用者の招待・役割の変更(いまは Robse が設定します)
  • 銀行明細・弥生・freee のデータの取込
  • 予算の入力と、予算・実績の対比
  • 会員・寄付者の台帳、寄付金受領証明書
  • 所轄庁の様式(Excel)での書き出し、財産目録

CHAPTER 2第2章 新規登録・ログイン・多要素認証

このガイドで分かること
  • お試し期間
  • 新規登録のしかた
  • 多要素認証(認証アプリ)の設定
  • ログインのしかた
  • スマホをなくしたとき・パスワードを忘れたとき

手順1お試し期間

新しく登録した法人は、登録の日から60日間、すべての機能を無料でお使いいただけます。お試し期間に入れたデータは、お申込みのあともそのまま使えます。

  1. トップページの 60日間 無料で試す(または ログイン)から、次の「新規登録」に進みます。
  2. お試し期間が終わる前に、料金とお支払い からお申込みください。
お願い会員・寄付者の個人情報は、会計に必要な範囲でお入れください。登録の前に、利用規約 と プライバシーポリシー をご確認ください。

手順2新規登録する

  1. ログイン画面の下の 新しく登録する を押します。
  2. お名前・メールアドレス・パスワード(12文字以上)・パスワード(確認) を入れて、登録する を押します。
新規登録の画面
新規登録の画面(画像を押すと大きく見られます)
ヒントパスワードは12文字以上です。ほかのサービスと同じパスワードは使わないでください。

手順3多要素認証を設定する(全員必須)

登録が終わると、多要素認証の設定に進みます。設定が終わるまでは、ほかの画面には進めません。先にスマホに認証アプリ(Microsoft Authenticator など)を入れておいてください。

  1. パスワードの確認:大事な設定を変えるので、もう一度パスワードを聞かれます。パスワードを入れて 確認する を押します。
パスワードの確認の画面
パスワードの確認の画面(画像を押すと大きく見られます)
  1. 設定を始める を押します。
多要素認証の設定(始める前)
多要素認証の設定(始める前)(画像を押すと大きく見られます)
  1. 画面に QR コードが出ます。スマホの認証アプリで読み取ります。
    • Microsoft Authenticator:右上の + → その他のアカウント(Google、Facebook など) → カメラで QR コードを写す
    • Google Authenticator:+ → QR コードをスキャン
    • QR コードを読み取れないときは、QR コードの下の「鍵」(英数字)を、アプリの「セットアップキーを入力」に入れます(種類は「時間ベース」)。
  2. 認証アプリに「ふくば会計」の名前で6桁の数字が出ます。その数字を 確認コード に入れて、設定を終える を押します。
  3. 画面の下の 回復コード を、紙に書くなどして安全な場所に保管します(スマホをなくしたときに使います)。
QR コードと回復コード(説明のため、ぼかしています)
QR コードと回復コード(説明のため、ぼかしています)(画像を押すと大きく見られます)
注意QR コード・鍵・回復コードは、他人に見せたり、メールやチャットに貼ったりしないでください。これがあると、他人があなたの確認コードを作れてしまいます。

手順4ログインする

  1. ログイン画面で メールアドレス と パスワード を入れて、ログイン を押します。
ログインの画面
ログインの画面(画像を押すと大きく見られます)
  1. 確認コードの入力 の画面になります。スマホの認証アプリを開き、「ふくば会計」に出ている6桁の数字を 確認コード に入れて、確認する を押します。
確認コードの入力の画面
確認コードの入力の画面(画像を押すと大きく見られます)
確認コードが通らないとき
  • 確認コードは30秒ごとに変わります。切り替わる直前なら、次の数字が出てから入れます。
  • スマホの時計がずれていると通りません。スマホの設定で、日付と時刻を「自動」にします。
  • 前に同じ名前で登録したことがあると、古い登録を見ていることがあります。新しい登録の数字を入れます。
  • 5回続けて間違えると、1分ほど待つ必要があります。

2-5 スマホをなくした・機種を変えたとき

  1. 確認コードの入力の画面で、または回復コード の欄に、保管しておいた回復コードを1つ入れて 確認する を押します。回復コードは1つにつき1回使えます。
  2. 回復コードもないときは、Robse に連絡してください(本人であることを確かめてから、設定をやり直せるようにします)。
機種を変えるときMicrosoft Authenticator・Google Authenticator には、アカウントを新しいスマホへ移す機能があります。古いスマホを手放す前に移してください。

2-6 パスワードを忘れたとき

ログイン画面の パスワードを忘れたとき から、登録したメールアドレスを入れて リンクを送る を押します。届いたメールのリンクから、新しいパスワードを決め直します。

メールが届かないとき迷惑メールのフォルダもご確認ください。送信元は fukuba@robse.jp です。それでも届かないときは、company@robse.jp にご連絡ください。

2-7 ログアウト

左のメニューのいちばん下の ログアウト を押します。共用のパソコンでは、使い終わったら必ずログアウトしてください。60分操作しないと、安全のため自動でログアウトします。

CHAPTER 3第3章 法人の登録と画面の見方

手順1法人を登録する

  1. ログインすると 法人の一覧 が出ます。右上の + 法人を登録 を押します。
  2. 次の項目を入れて、登録する を押します。
項目入れること
法人の名前法人の正式な名前(例:特定非営利活動法人○○)。
会計基準「NPO法人会計基準(2017年12月12日最終改正)」を選びます。
最初の会計期間の初日会計年度の初日(例:4月始まりなら 2026-04-01)。ここから1年分の会計期間が作られます。
定款に「その他の事業」がある定款に「その他の事業」を書いている法人だけ印を付けます。決算書に「その他の事業」の列が出るようになります。
法人の登録の画面
法人の登録の画面(画像を押すと大きく見られます)
登録すると自動で入るものNPO法人会計基準の科目(別表1・2)、「事業の区分」と「事業費/管理費」の区分、最初の会計期間。登録した人は、その法人の管理者になります。
注意「その他の事業」の有無と、最初の会計期間の初日は、いまはあとから変えられません。迷うときは Robse に相談してください。
法人の一覧(法人のカードを押すと、その法人のホームが開きます)
法人の一覧(法人のカードを押すと、その法人のホームが開きます)(画像を押すと大きく見られます)

手順2ホームの見方

ホーム
ホーム(画像を押すと大きく見られます)
場所見られること
4つの数字のカード今の会計期間の 経常収益・経常費用・当期正味財産増減額(マイナスは赤で「△」)・現金預金の残高。カードを押すと活動計算書・貸借対照表が開きます。
最近の操作誰が、いつ、何をしたか(仕訳の登録、科目の追加、注記の更新 など)。
よく使う操作仕訳の入力・試算表・活動計算書・貸借対照表への近道。
右上の + 仕訳を入力どの画面からでも、すぐに仕訳の入力を開けます。

3-3 左のメニュー

左のメニュー
左のメニュー(画像を押すと大きく見られます)
  • いちばん上:法人の名前と、あなたの役割。
  • 日々の記帳:仕訳の入力・仕訳帳。
  • 帳簿:総勘定元帳・試算表。
  • 決算書:活動計算書・貸借対照表・財務諸表の注記。
  • 設定:科目と区分。
  • いちばん下:法人の一覧(ほかの法人に切り替える)・ログアウト。

今いる画面は、メニューの色が変わります。

CHAPTER 4第4章 科目と区分

左のメニューの 科目と区分 で、科目の一覧と区分の一覧を見られます。科目は番号の順に、見出しの科目(太字)の下に並んでいます。

手順1科目を足す

NPO法人会計基準の別表にない科目や、もっと細かく分けたい科目は、見出しの科目の下に足せます。

  1. 親の科目(見出し) で、足したい場所の見出しを選びます(例:「4400 事業収益」)。
  2. 科目の番号 に、まだ使われていない番号を入れます(例:4413)。見出しの番号に近い番号にすると、並びが分かりやすくなります。
  3. 科目の名前 を入れて(例:「C事業収益」)、足す を押します。
科目を足す
科目を足す(画像を押すと大きく見られます)
足した科目は、親の見出しを受け継ぎますどの決算書のどこに出るか(例:活動計算書の「事業収益」)は、親の見出しで決まります。
番号の頭科目の種類例
1資産現金預金、未収金、車両運搬具
2負債未払金、預り金、長期借入金
3正味財産前期繰越正味財産
4経常収益受取会費、受取寄付金、受取助成金、事業収益
5経常費用給料手当、旅費交通費、地代家賃
6経常外損益固定資産売却益、災害損失
7・8経理区分振替額・法人税等経理区分振替額、法人税、住民税及び事業税

手順2事業を足す(事業の区分)

事業ごとの費用の内訳(注記の「事業費の内訳」)を出したいときは、事業を足します。

  1. 画面の下の 事業の区分 の どの区分の下に で「特定非営利活動に係る事業」(またはその他の事業)を選びます。
  2. 記号(半角の英数字。例:a)と 事業の名前(例:こども食堂事業)を入れて、事業を足す を押します。
事業の区分(事業を足す)
事業の区分(事業を足す)(画像を押すと大きく見られます)
事業を足すと、仕訳で事業の指定が必要になります事業がないあいだは、収益・費用の仕訳の「事業の区分」は自動で入ります。事業を1つでも足すと、収益・費用の仕訳ごとに、どの事業かを選ぶ必要があります(どの事業にも当てはまらないときは「特定非営利活動に係る事業」を選びます)。

4-3 事業費と管理費

NPO法人会計基準では、費用を 事業費 と 管理費 に分けて表示します(本文14)。費用の科目に仕訳するときは、必ずどちらかを選びます。

事業費管理費
意味事業(活動)に直接かかった費用法人の運営(総会・理事会・経理など)にかかった費用
例こども食堂の食材、講師の謝金、事業で使う車のガソリン事務所の家賃の一部、会計の担当の給料の一部、振込手数料
両方にかかる費用(家賃・人件費など)使った時間や広さの割合で分けて、1つの仕訳の中で行を分けて入れます(例:家賃 100,000円 → 事業費 70,000円・管理費 30,000円)。5-7 の例を見てください。

CHAPTER 5第5章 仕訳の入力

5-0 先に知っておくこと

お金の動き借方(左)貸方(右)
会費が口座に入った現金預金正会員受取会費
消耗品を現金で買った消耗品費現金預金
助成金が入った現金預金受取助成金
請求書を受け取り、あとで払う(費用の科目)未払金

手順1仕訳の入力を開く

左のメニューの 仕訳の入力(またはホームの右上の + 仕訳を入力)を押します。

仕訳の入力(入力前)
仕訳の入力(入力前)(画像を押すと大きく見られます)

手順2日付・摘要と、1行目を入れる

  1. 日付:取引の日(領収書の日付など)を入れます。会計期間の中の日付にします。
  2. 摘要(何の取引か):あとで見て分かる言葉で書きます(例:こども食堂の食材の購入)。
  3. 1行目の 科目 を選び(例:5209 消耗品費)、借方 に金額を入れます(例:12,800)。
1行目を入れたところ。必要な欄が赤く光り、合計の右に「貸方が 12,800 円 足りません」
1行目を入れたところ。必要な欄が赤く光り、合計の右に「貸方が 12,800 円 足りません」(画像を押すと大きく見られます)
科目の探し方科目の欄を押すと「資産の部」「経常収益」「経常費用」などの見出しごとにまとまっています。パソコンでは、欄を押したあとに番号(例:5209)を打つと、その科目に飛べます。

手順3区分を選ぶ

費用の科目を選ぶと、事業費/管理費 の欄が赤く光ります。事業を足している法人では、事業の区分 も赤く光ります。それぞれ選ぶと赤が消えます。

手順42行目を入れ、差額を入れる

  1. 2行目の 科目 を選びます(例:1110 現金預金)。
  2. 差額を入れる を押すと、足りない側(ここでは貸方)に差額が自動で入ります。金額を手で入れても構いません。
「差額を入れる」を押す前
「差額を入れる」を押す前(画像を押すと大きく見られます)
行が足りないとき・余ったとき+ 行を足す で行を増やせます。いらない行は、右端の ✕ で消せます(空の行は、そのままでも登録のときに無視されます)。

手順5登録する

合計の右に「✓ 借方と貸方が一致しています」と出たら、登録する を押します(パソコンでは ⌘+Enter(Windows は Ctrl+Enter)でも登録できます)。

借方と貸方が一致し、「登録する」が押せる状態
借方と貸方が一致し、「登録する」が押せる状態(画像を押すと大きく見られます)

登録すると、仕訳の番号(第◯号)が振られ、仕訳の詳細の画面が出ます。

「登録する」が押せない(薄いまま)のは
  • 借方と貸方の合計が合っていない(合計の右に「貸方が ◯円 足りません」)
  • 必要な区分が空いている(合計の右に「『事業費/管理費』を選んでください」)
  • 科目と金額の入った行が2行未満
「事業費/管理費」が空いているので、登録できない例
「事業費/管理費」が空いているので、登録できない例(画像を押すと大きく見られます)

5-6 期首残高の入れ方(使い始めに1回)

ふくば会計 を使い始めるときは、前の年度の貸借対照表の残高を「期首残高」として入れます。

  1. 仕訳の入力で、日付 を会計期間の初日(例:2026-04-01)にします。
  2. 期首残高(前の年度からの繰越)として登録する に印を付けます。
  3. 前の年度の貸借対照表の 資産 を借方に、負債 を貸方に、1行ずつ入れます。
  4. 最後に 3100 前期繰越正味財産 を貸方に選び、差額を入れる を押します(資産 − 負債 = 正味財産)。
  5. 登録する を押します。
なぜ印を付けるのか期首残高の印がある仕訳は、注記の「固定資産の増減内訳」「借入金の増減内訳」で「期首」の金額として数えます。印がないと、当期に増えた金額として数えてしまいます。

5-7 よくある仕訳の例

取引借方貸方区分
正会員の会費 30,000円が口座に入った現金預金 30,000正会員受取会費 30,000収益の行:事業の区分
寄付 50,000円を受け取った現金預金 50,000受取寄付金 50,000同上
民間の助成金 300,000円が入った現金預金 300,000受取助成金 300,000同上。使い道が決まっていれば注記にも(第9章)
受託事業の代金 500,000円を請求した(まだ入金なし)未収金 500,000受託事業収益 500,000入金したら:現金預金/未収金
職員の給料 200,000円(源泉所得税 5,000円を預かる)給料手当 200,000現金預金 195,000
預り金 5,000
給料手当:事業費/管理費
事務所の家賃 100,000円(事業 7割・管理 3割)地代家賃 70,000(事業費)
地代家賃 30,000(管理費)
現金預金 100,000同じ科目を2行に分ける
パソコン 250,000円を買った(固定資産)什器備品 250,000現金預金 250,000—
年度末の減価償却 50,000円減価償却費 50,000什器備品 50,000減価償却費:事業費/管理費
口座から現金 30,000円を引き出した(「普通預金」「現金」の科目を足して分けている場合)現金 30,000普通預金 30,000「現金預金」1つで管理しているなら、記録しなくても決算書は変わりません。分けたいときは「流動資産」の下に科目を足します(4-1)

5-8 入力で出る知らせと、直し方

出る知らせ直し方
この日付を含む会計期間がありません。日付が会計期間の外です。会計期間(ホームの上に表示)の中の日付にします。翌年度の日付なら、先に 翌年度を作ります。
この日付の会計期間は締めてあるので、仕訳を入れられません。締めた会計期間には入れられません。直す必要があるときは、管理者が「会計期間」の画面で 締めを外す を押します(8-5)。
借方の合計(◯円)と貸方の合計(◯円)が一致しません。金額を見直すか、差額を入れる を使います。
仕訳には2行以上が必要です。科目と金額の入った行を2行以上にします。
金額は借方か貸方のどちらか一方に、1円以上の整数で入れてください。1つの行の借方と貸方の両方に金額が入っているか、0円か、小数が入っています。
「◯◯」は見出しの科目(または使っていない科目)なので、仕訳できません。見出しの科目(例:受取会費)ではなく、その下の科目(例:正会員受取会費)を選びます。
「◯◯」には「事業費/管理費」の指定が必要です。その行の 事業費/管理費 を選びます。
「◯◯」には「事業の区分」の指定が必要です。その行の 事業の区分 を選びます(事業を足している法人)。
この操作は、管理者か経理の担当だけができます。「見るだけ」の役割では入力できません(1-3)。

CHAPTER 6第6章 仕訳帳と取消

手順1仕訳帳を見る

左のメニューの 仕訳帳 を押すと、会計期間の仕訳が日付の順に並びます。上の 会計期間 で期間を切り替えられます。番号を押すと、その仕訳の詳細が開きます。

仕訳帳
仕訳帳(画像を押すと大きく見られます)
印意味
期首残高期首残高として登録した仕訳
取消ほかの仕訳を打ち消すために作った、取消の仕訳
取消済み取り消された元の仕訳(帳簿には、取消の仕訳と合わせて0円として効きます)

手順2仕訳を取り消す(間違えたとき)

  1. 仕訳帳で、間違えた仕訳の番号を押して詳細を開きます。
  2. 必要なら 取消の日付 を入れます(空なら、元の仕訳と同じ日付)。
  3. 取り消す を押し、確かめの画面で OK を押します。
  4. 借方と貸方を入れ替えた「取消の仕訳」が作られます。正しい仕訳を、もう一度入れ直してください。
仕訳の詳細と「取り消す」
仕訳の詳細と「取り消す」(画像を押すと大きく見られます)
なぜ消せないのか会計の記録は、あとから書き換えられないことが大切です(電子帳簿保存法の考え方にも沿っています)。取り消しても元の仕訳は残り、誰がいつ取り消したかも記録されます。取消の仕訳を、さらに取り消すことはできません。

CHAPTER 7第7章 総勘定元帳と試算表

7-1 総勘定元帳

左のメニューの 総勘定元帳 で、会計期間 と 科目 を選んで 表示 を押すと、その科目の動きと残高が日付の順に出ます。番号を押すと仕訳の詳細が開きます。

総勘定元帳(現金預金)
総勘定元帳(現金預金)(画像を押すと大きく見られます)

7-2 残高試算表

左のメニューの 試算表 で、科目ごとの借方合計・貸方合計・残高を見られます。いちばん下の合計で、借方と貸方が一致していることを確かめられます。科目の名前を押すと、その科目の総勘定元帳が開きます。

残高試算表
残高試算表(画像を押すと大きく見られます)
月末の確かめに現金預金の残高を、通帳や手もとの現金と見比べてください。合わないときは、総勘定元帳で一行ずつ見比べます。

CHAPTER 8第8章 活動計算書・貸借対照表・年度の切り替え

8-1 活動計算書

左のメニューの 活動計算書 を押すと、今の会計期間の活動計算書が出ます。上の 会計期間 で期間を切り替えられます。仕訳を入れると、すぐに反映されます。

活動計算書(右上の「印刷・PDF」)
活動計算書(右上の「印刷・PDF」)(画像を押すと大きく見られます)

8-2 貸借対照表

左のメニューの 貸借対照表 を押すと、会計期間の最終日の時点の貸借対照表が出ます。資産合計と「負債及び正味財産合計」が一致しないときは、画面に知らせが出ます(仕訳を見直してください)。

貸借対照表
貸借対照表(画像を押すと大きく見られます)

8-3 印刷・PDF にする

  1. 決算書の画面の右上の 印刷・PDF を押します。
  2. 印刷の画面が開きます。プリンターに印刷するか、送信先(プリンター)で PDF に保存(Mac は左下の PDF)を選びます。
  3. 左のメニューやボタンは印刷されず、決算書だけが出ます。用紙は A4 縦がおすすめです。

8-4 年度が変わったら:翌年度を作る(前期からの繰越)

新しい年度の仕訳を入れる前に、法人の管理者が翌年度の会計期間を作ります。前の年度の期末の残高は、自動で翌年度の期首残高になります。

  1. 左のメニューの 会計期間 を押します。
  2. 右上の 翌年度を作る を押し、確かめの画面で OK を押します。
  3. 一番新しい会計期間の翌日から1年の会計期間ができ、前の年度の期末の残高(資産・負債・正味財産)が、翌年度の 期首残高 の仕訳として入ります。前の年度の当期正味財産増減額は、前期繰越正味財産 に足して繰り越します。
  4. 決算書の上の 会計期間 で翌年度を選ぶと、活動計算書の「前期繰越正味財産額」が、前の年度の「次期繰越正味財産額」と同じになっています。
会計期間の画面(右上の「翌年度を作る」、年度ごとの「繰越を更新」「締める」)
会計期間の画面(右上の「翌年度を作る」、年度ごとの「繰越を更新」「締める」)(画像を押すと大きく見られます)
その他の事業がある法人正味財産は「特定非営利活動に係る事業」と「その他の事業」に分けて繰り越します。
前の年度をあとで直したとき翌年度を作ったあとに前の年度の仕訳を直したら、「会計期間」の画面で翌年度の 繰越を更新 を押します。直した差の分だけ期首残高を直します。何度押しても重なりません(変わりがなければ「変わりはありません」と出ます)。

8-5 決算が終わったら:年度を締める

  1. 総会で決算の承認を受けたら、「会計期間」の画面で、その年度の 締める を押します。
  2. 締めた年度には、仕訳を入れられなくなります(決算書は見られます)。
  3. どうしても直す必要があるときは、締めを外す を押して直し、終わったらもう一度締めます。翌年度の 繰越を更新 も押してください。
注意翌年度を作る・繰り越す・締めるのは、法人の管理者だけができます。操作はすべて記録に残ります。

CHAPTER 9第9章 財務諸表の注記

左のメニューの 財務諸表の注記 を開くと、NPO法人会計基準(本文31・様式3)の項目の順に注記が出ます。中身のない項目は出さず、番号を詰めます。

財務諸表の注記
財務諸表の注記(画像を押すと大きく見られます)
項目作り方
重要な会計方針文章。最初の1文(適用した会計基準)は自動で入ります。続きはひな形を直します。必ず出ます。
会計方針の変更文章。変えたときだけ書きます。
事業費の内訳自動。事業を足し、事業費の仕訳に事業を付けると出ます(4-2)。
施設の提供等の物的サービス・ボランティアの受入自動(施設等受入評価益・ボランティア受入評価益の金額)+評価の方法の文章。
使途等が制約された寄付等の内訳表に入力。期末残高は自動で計算します。
固定資産の増減内訳自動(期首・当期増加・当期減少・期末の帳簿価額)。
借入金の増減内訳自動(期首・当期借入・当期返済・期末)。
役員及びその近親者との取引の内容表に入力。
その他必要な事項文章。重要な後発事象などがあれば書きます。

手順1文章の項目を書く

  1. 項目の下の ✎ この項目を編集 を押します。
  2. 文章を直して、保存する を押します。
「重要な会計方針」を編集する
「重要な会計方針」を編集する(画像を押すと大きく見られます)

手順2表の項目を入れる

  1. ✎ この項目を編集 を押すと、表の入力欄が開きます。
  2. 1行に1件ずつ入れます。金額はカンマ付きでも大丈夫です。「期末残高」は保存すると自動で計算されます。
  3. 保存する を押します。行が足りないときは、保存すると空の行が3つ増えます。全部の欄を空にした行は消えます。
「使途等が制約された寄付等の内訳」を入力する
「使途等が制約された寄付等の内訳」を入力する(画像を押すと大きく見られます)

手順3まだ出ていない項目を書く

画面のいちばん下の 該当があれば追加する項目 に、中身がまだない項目が並んでいます。該当するときは ✎ 書く から書きます。書くと、注記の正しい順番に入ります。

該当があれば追加する項目
該当があれば追加する項目(画像を押すと大きく見られます)
印刷注記も、右上の 印刷・PDF で印刷できます。編集のボタンや「該当があれば追加する項目」は印刷されません。

CHAPTER 10第10章 スマホで使う

スマホのブラウザで同じアドレスを開くと、スマホに合わせた画面になります。

スマホのホーム
スマホのホーム(画像を押すと大きく見られます)
メニューを開いたところ
メニューを開いたところ(画像を押すと大きく見られます)
スマホの仕訳の入力
スマホの仕訳の入力(画像を押すと大きく見られます)

CHAPTER 11第11章 サポートと料金

左のメニューの下にある お問い合わせ・要望 と 料金とお支払い の使い方です。

11-1 お問い合わせ・追加機能の要望を送る

使い方の質問、追加してほしい機能、不具合の報告、料金のご質問を、画面から送れます。役割(管理者・経理の担当・見るだけ)を問わず使えます。

  1. 左のメニューの お問い合わせ・要望 を押します。
  2. 使い方を質問する か 追加機能を申請する を押します(右上の お問い合わせ からも始められます)。
  3. 種類・件名・内容を書いて、送る を押します。受け付けると、問い合わせ番号(例:#1001)が付きます。
  4. Robse から返事があると、登録したメールアドレスにお知らせが届き、一覧に 返事があります と出ます。返事は画面で読みます(メールには本文を書きません)。
  5. 続けて書くときは、下の欄に書いて 送る。解決したら 解決した を押します。
サポートの画面(質問・追加機能の申請・これまでのお問い合わせ)
サポートの画面(質問・追加機能の申請・これまでのお問い合わせ)(画像を押すと大きく見られます)
追加機能の要望を書くところ
追加機能の要望を書くところ(画像を押すと大きく見られます)
送ったお問い合わせと、返事を書く欄
送ったお問い合わせと、返事を書く欄(画像を押すと大きく見られます)
注意パスワード・回復コード・確認コードは書かないでください。会員・寄付者の個人情報も、必要なとき以外は書かないでください。同じ法人の利用者は、法人のお問い合わせをすべて見られます。
返事の目安平日の日中に、1営業日を目安にお返事します。いただいた追加機能のご要望は、すべて読んで、これからの機能を決める材料にします。

11-2 料金とお支払い

はじめの60日間は、すべての機能をお試しいただけます(お試しの残りの日数は、画面の右上に出ます)。そのあとは、プランを選んでお申込みください。

プラン向いている法人月払い(税抜)年払い(税抜)
ライト小さな NPO980円9,800円
スタンダード職員がいる NPO・その他の事業がある NPO2,480円24,800円
認定NPO認定・特例認定の NPO 法人3,980円39,800円
  1. 左のメニューの 料金とお支払い を押します。
  2. プランと払い方(月払い・年払い)を選びます。年払いは2か月分お得です。
  3. 申し込む(請求書を出す) を押すと、請求書が出ます。お申込みは、法人の管理者だけができます。
  4. 請求書の期限(発行から30日)までに、書かれた振込先へお振込みください。請求書は 印刷・PDF で保存できます。
  5. Robse が入金を確かめると、状態が「ご利用いただけます」になり、支払い済みの期間の最後の日が出ます。次の期間の請求書は、期間が終わる30日前から出せます。
今の契約の状態
今の契約の状態(画像を押すと大きく見られます)
プランと払い方を選ぶところ
プランと払い方を選ぶところ(画像を押すと大きく見られます)
お支払いの方法お支払いは銀行振込です(振込の手数料はご負担ください)。法人の口座から、請求書の番号を添えてお振込みください。

11-3 期間が終わったとき

CHAPTER 12第12章 困ったとき

12-1 お問い合わせの前に確かめること

  1. ブラウザを一度閉じて、開き直してみる。
  2. このガイドの 問い合わせの早見表 と 入力で出る知らせ を見る。
  3. ほかの人も同じか(自分だけか)を確かめる。

12-2 よくある質問

入力したデータは、ほかの法人から見えませんか?

見えません。法人ごとにデータを分け、アプリとデータベースの二重の仕組みで守っています。ほかの法人の画面のアドレスを開いても「見つかりません(404)」と出ます。

操作の記録はどこで見られますか?

ホームの「最近の操作」に、最近の8件が出ます。すべての記録は書き換えも削除もできない形で残しています。

決算書の数字は正しいですか?

NPO法人会計基準協議会が公開している記載例1〜3と同じ数字になることを、自動のテストで毎回確かめています。最終的な確認は、顧問の税理士さんなどにお願いしてください。

消費税の処理はどうなりますか?

いまは「税込経理」で入力します(重要な会計方針のひな形もそのように書いています)。消費税の集計は準備中です。

データをまとめて取り出せますか?

決算書は印刷・PDF にできます。仕訳のデータをまとめて書き出す機能は準備中です。

12-3 お問い合わせ先

ログインできるときは、左のメニューの お問い合わせ・要望 から送るのが一番早く届きます(11-1)。ログインできないときは、メールでお問い合わせください。

合同会社Robse(島根県出雲市)
メール:company@robse.jp
件名に「ふくば会計」と、法人の名前を入れてください。どの画面で、何をしたら、何と出たか(画面の写真があれば一緒に)を書いていただくと、早くお答えできます。

パスワード・回復コード・確認コードは、メールに書かないでください。

HISTORY改訂の記録

日付内容
2026年10月21日初版。ログインと多要素認証、法人の登録、科目と区分、仕訳の入力(期首残高を含む)、仕訳帳と取消、総勘定元帳と試算表、活動計算書・貸借対照表、財務諸表の注記、スマホ。同日、第11章「サポートと料金」(お問い合わせ・追加機能の要望・料金とお支払い)と、8-4「翌年度を作る」・8-5「年度を締める」を追加。
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